2、ももクロの常に高い目標
ももクロの目標とは?
運営がメンバーに対して常に高い目標設定をしていることも好影響を与えているのではないでしょうか。
当初ももクロは、紅白出場ということを最大の目標として地道に頑張ってきました。
一昨年も紅白行けるんじゃないかと思ってたところのまさかの落選。
メンバーもスタッフもファンも悔しい思いをし、でもその落選があったからこそ、再度紅白出場を目標に頑張ったというか一丸となったと思うので、昨年紅白初出場を決めた時はかなりの盛り上がりでした。
紅白出場決定の瞬間はドッキリのような形でメンバーに伝えられ、その辺もももクロらしいなと思わせてくれる瞬間でした。
紅白本番ではファンにしか分からないようなニクい演出なんかもあり、これがももクロの全てだと言わんばかりの永久保存版。
紅白という大きな目標があったからこそのももクロフィーバーの1年を締めくくりました。
ただここで一つ心配な事があったんです。
今までは紅白出場を目標に頑張ってこれた、スキルアップしてこれた。
でもその大きな目標は達成してしまった。
人間誰しも目標が無くなれば士気は下がるもの。
ももクロもペースダウンしなければ良いけど...
しかしそんな心配は無用でした。
年明けいきなり、元旦早朝のUstream放送で、新たな目標が掲げられたのです。
それは"国立でのライブ"でした!
過去に国立競技場でライブを行なった事があるミュージシャンは、SMAP・ドリカム・嵐・L'Arc-en-Cielのみ。
そこにももクロが名を連ねようとしているというのだから!
ただ国立競技場は今後オリンピックに向けて改修工事に入っていくので、ももクロにとって国立でライブをやるチャンスは2014年の春を逃すと2019年まで待たないといけないということになります。
運営がその点をどう考えているかは分かりませんが、もし2014年の春を目標にしているのであればメンバーも相当努力しないといけないという気持ちになるでしょう。
仮に2019年以降を目標にしているのであれば、SMAPや嵐のように息の長いアイドルにももクロもなれるように頑張ろうという気持ちになるでしょう。
どっちにしても、新たに国立を目標に設定したことは、ももクロメンバーにとってもまだまだ気が抜けないし高みを目指さないといけないというプラス要素になっているはずです!
あと、ももクロの場合以前から、ホームばかりでライブをするのでは無く、アウェイに乗り込みももクロの事を知らない人までをもファンにしてしまおうみたいな事をよくやっています。
それを今年大きく象徴したのが、『オズフェスJAPAN2013』への参戦でした。
オズフェスとはヘビメタ界のカリスマであるオジー・オズボーンらが主催するロックフェスで、ロックファンにとっては神聖な場所。
ももクロ出演が決まるやいなや、「なぜアイドルが出るんだ?n 」「チケット代を返して欲しい」などネット上に厳しい意見が飛び交いました。
そうなることぐらいももクロ運営からしたら分かってたはずなんです。
それでもアウェイを突き進むんです。
そんなアウェイの中、ももクロのリーダー百田夏菜子が、
「今目の前にいる私たちがアイドルだ!目の前にいるのが週末ヒロインももいろクローバーZだ!」と叫び、
5人は会場に呑まれることなくいつも通りの全力ステージ。
ももクロファンだけでは無く、ももクロを初めて観たメタラーも盛り上がってくれて、伝説的な後世まで語り継がれそうなライブとなったようです。
紅白や国立のような目標もあれば、オズフェスのようなアウェイでもやってやるんだというような目標もあります。
常に上を上を想定し、新しい事にも臆することなくチャレンジしていく精神。
それがももクロのスピリットだと思います。
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