AKBグループについて思うこと、第二章

AKBメンバーの努力

さて、ここまで秋元さんの事ばかり書いてしまったので、

AKBメンバーについても触れておくことにします。

私はAKBグループのメンバーって恵まれているな、だけど可哀想な一面もあるなと思っています。


ハッキリ言って、AKBグループは知名度はあれど世間からは嫌われやすいタイプのグループです。


主に嫌われるポイントとしては、

・人数が多すぎる!

・テレビに出過ぎ!

・口パク!

・売れてから調子に乗ってるんじゃないか?

・大した努力もせずにチヤホヤされているのではないか?

・黒い噂...

この辺りでしょうか。


やっぱり世間の人って成功してる人を見ると嫉妬心を感じたり、ちょっとイラっとしてしまったりするものです。

ただ逆にその成功が苦労を重ねてきた上でのサクセスストーリーであれば、共感を生み、むしろ感動されて好かれるわけです。


ももクロとAKBを対比させれば一番分かりやすいんですよ。

ももクロの成功までの過程はまさに苦労を重ねた上でのサクセスストーリー。

過去にアイドルなんて全く成功事例の無い事務所がアイドルを作り、

最初の頃はお客さんがほとんどいない中で路上ライブをしたり、

車で全国のヤマダ電機を周りライブをしたり、

売れた今でもお昼ご飯は1人600円まで、

メンバーも脱退や加入を繰り返しようやく軌道に乗ってきたと思った所で主要メンバーのまさかの卒業、

そういう苦労を経ての人気、

決して歌は上手いわけでは無いが全て生歌、激しいダンス、

いつまでも芸能界染まりせずに純粋無垢な女の子たち。

これがももクロの成功イメージなんです。

すごく聞こえが良いですよね。

人々を感動させてファンを獲得していったのがももクロなわけです。


一方のAKBのイメージってこうです。

人数いっぱい揃えてとにかく握手しまくることでCDを売っている、

テレビにあんなに出演できているのも秋元さんの裏での根回し、

歌は口パクだし大した努力もしていないのに売れている、

名古屋や大阪や福岡って新しいグループも誕生したけどどこもAKBの看板があってのものだしそれらが売れてるのも結局は握手会目当てのオタが1人で何枚もCDを買ってるからというだけ、

とにかく秋元さんのお金儲けの為の駒みたいなもの。

このようなあまり聞こえの良くないイメージを持たれてしまいやすいわけです。


確かにデビュー後すぐステージに立てたりテレビに出れたりする環境は、他の地下アイドル等に比べればかなり恵まれています。

ただ努力をしていないかというとそうではない。

ほとんどのメンバーは頑張っているんですよね、努力してるんですよね。

それが世間には見えていないのが可哀想だなとは思ってしまうんです。


だってよく考えてみてください!

・あなたは何十曲、何百曲ってダンスの振りを覚えたりフォーメーションを覚えたりできますか?

・ダンスの先生やスタッフからの厳しい指導にも耐えれますか?

・自分が一番可愛いと思ってAKBに入ったら周りに可愛い子なんてうじゃうじゃいる、可愛いだけじゃダメだ、そういう気持ちを想像できますか?

・朝から晩まで延々と何百回何千回という握手をできますか?

・握手のやりすぎで疲れ切っていても笑顔を絶やさず神対応ができますか?

・握手会でちょっと笑顔が無かったり対応が普通すぎたりしただけで、塩対応などと批判される覚悟がありますか?

・女ばかり何十人、何百人という環境に対応できますか?

・仕事後もブログを更新したり、TwitterやGoogle+でファンに発信し続けることができますか?

・どんなに体調が悪くても熱があっても2時間、3時間のライブに参加できますか?

・テレビで目立つ自信がありますか?


難しいオーディションを勝ち抜き、さらに上記の覚悟があり、

競争に勝ち抜いた子だけが晴れて選抜メンバーになれるわけです。

この間のじゃんけん大会の中継を観ていたら各メンバーの一般知名度がA~Eで振り分けられていましたが、

ほとんどのメンバーがEでしたよね?

大人数のAKBグループの中で選抜メンバーに入り、かつ、一般知名度も上げることがいかに難しいかということなんです。


私たち世間の人間は、芸能人たちの事を良く言うも悪く言うも自由です。

「あの芸人全然面白くないよね」

「あの子役あまり可愛くないよね」

「あんな子役でオーディション受かるなんておかしくない?」

「あのアイドル歌下手くそね」

別に何を言っても言論の自由はあります。

(度を過ぎるとTwitterが炎上したりする可能性もあるので注意してくださいね!)


ただ心の片隅に置いていて欲しいのが、

AKBにしてもその他芸能人にしてもそうですが表舞台に出ている人たちというのは私たち世間が想像のつかないような大変さを併せ持っているということ。


もしAKBのメンバーに自分の子どもや親戚の子がなったら...

「ママ、私AKBのオーディションを受けたいんだけど!」って自分の子どもが言ってきたら...

そういう想像をしてみれば、またAKBに対しても違った見方ができると思います。


アイドルや子役を目指す子どもたちにとって、その親にとって、

AKBというグループを勉強することは必ずヒントになりますから(^_^)


キッズのアイドルや歌手について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください!


  • 第一章~AKBと秋元さん~はコチラ!


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